幻の蒸気機関車走る
先週末、鬼滅の刃でも注目されている蒸気機関車(SL)が桐生市新宿で元気に走行しました。といっても、本物そっくりに精巧に作られたミニSLです。
製作したのは萩原康夫さん。お父様の代から作り続けている車両25両が一堂に会する展示室も圧巻ですが、お伺いした日には実際に石炭で燃料をくべて試験走行を行っており、来場者の試乗会も開催されました。
ミニSLは本物と同じ蒸気機関で動いている本格的なもの。見た目も本物と比べても遜色ないのはもちろんのこと、汽笛や走行音まで本物そっくりです。
今回走行させたSLはC632という車両で、図面は存在するが生産はされなかった幻のSLとのこと。走行シーンは大人でも見ているだけでワクワクします。これだけのものを寝かせておくのは惜しいですね。
コロナ禍が明けたら、多くの子ども達に乗ってもらいたい桐生の宝物です。
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