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居場所づくり活動が本格始動。キッズバレイの休眠預金活用事業【桐生市】

群馬県桐生市のNPO法人キッズバレイによる地域の居場所づくり活動が本格的に動き出します。休眠預金活用事業として昨年、全国5件のうちの1件に採択された活動です。準備期間を経て今年4月25日から5月31日まで、人々が求める居場所のニーズなどを探るための市民アンケートを実施、600件を超える回答が寄せられました。アンケートの内容などを踏まえ、7月13日には実質的なキックオフイベントとなる「IIBASHO PARK(いいばしょぱーく)」を開催します。

この活動は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえが休眠預金活用制度における資金分配として公募した2022年度「地域の居場所のトータルコーディネート事業─官民協働で暮らしの安心を創造する─」の一環です。公募に対して全国から18件の申請があり、キッズバレイの活動を含む5件が採択されました。助成額は2023年4月から2026年3月までの3年間で約3350万円です。

「IIBASHO PARK」は7月13日の10時から20時まで、桐生市新宿の市総合福祉センター(旧南中学校)で開かれます。「ひとりひとりにとって心地いい場所が見つかる居場所のテーマパーク」がコンセプトで、「きりゅうシネクラブ」による映画上映や、遊んで学べるワークショップがいっぱいの「きりゅう まちの先生見本市ミニ」、駄菓子屋「よこまちや」の出店などを予定しています。詳しくはウェブサイト(https://kids-valley.org/event/living/iibasyopark.html)をご覧ください。

「IIBASHO PARK」以外の企画として、居場所とは何か?を多様な世代や分野の人たちと一緒に考える「哲学くらぶ」、高齢者を主な対象とした新しい居場所の提案として「冥土喫茶」、活動をより多くの人と共有するための広報誌の発刊なども進めています。

また、この休眠預金活用事業では、団体や活動の自立性、継続性を確保し、休眠預金等に係る資金に依存しないことを重要視しており、自己負担額2割の調達を必須とされています。今後は、活動資金を集めるための「ファンドレイジング」にも取り組んでいかなければならず、活動の趣旨に賛同し、寄付や協賛等で応援してくれる個人や団体、協働で事業に取り組んでくれる個人や団体を求めています。興味関心のある方はNPO法人キッズバレイ(電話:0277-46-7486)にお問い合せください。

【投稿者:はたのね編集部】桐生を元気にする情報を発信していきます。

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