一方通行の解除ってよくあることですか?桐生市の新川公園~雷電神社の道路が相互通行に
桐生市の新川公園はほぼ真四角の形をしていて、その南側の角から大通りを渡って十ケ塚稲荷神社の手前を南東へ入る細い路地は、雷電神社の横を通って錦町通りにつながっています。これまで一方通行だったこの道路が、昨年12月に規制を解除され、相互通行になったそうです。交通ルール的には何がどうなると解除できるのか分かりませんが、もしかして過疎化で車が減った影響でしょうか。こうゆうことって皆さんの身近でもよくあることですか?
▽一方通行解除のお知らせ(左)と現場の道路(右)
とりあえず現場に行ってみました。一方通行が解除されたことにより、錦町通り側はフルーツパーラー「旬菜工房Hashimoto」がある角から入っていくことが可能になりました。曲がるとすぐ左手に「ボンマタン」というパン屋さんがあります。路面はとてもきれいで、最近になって整備された感じがします。一方通行の標識が外されたと思われるポールが寂しそうにたたずんでいました。
▽「旬菜工房Hashimoto」がある角(左)と標識のないポール(右)
せっかくなので近くの雷電神社にもお参りしましょう。上毛かるたに「雷と空風、義理人情」と読まれているように、雷が多い群馬県には各地に「雷電神社」があります。桐生の雷電神社は通りに面した赤い大きな鳥居が特徴で、祭神は火雷神(ほのいかづちのみこと)。雷除けと雨乞い、五穀豊穣の神様だそうです。描かれているのはその姿なのでしょうか、境内にとても個性的な自動販売機がありました。
▽火雷神をまつる桐生の雷電神社
▽境内にある自動販売機(左)と鳥居の向かいにある「肉の中信」(右)
鳥居の向かいには、地元の人なら誰もが知っている「肉の中信(中信商店)」があります。以前このサイトで紹介した銭湯「上の湯」(https://hatanone.com/archives/695)やオルタナティブスクール「NEXTAGE SCHOOL」(https://hatanone.com/archives/825)もこの近く。さらには和菓子の「伊勢屋本店」、道を挟んで向かい合った鰻屋さん「赤松」と「丸源」などお店や施設はバラエティに富んでいて、古いものと新しいものが混ざり合った面白さを感じます。アーケードが取り払われて街の姿が変わりつつあるこの地域ですが、一方通行解除による車の新しい流れも、街の変化に少なからず影響を与えるかもしれませんね。良い効果を期待します。
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