【速報】すき家のゼンショーが手掛けた「さくらみくら」一号店が本日オープン。最新コンビニの実力はいかに?
みどり市笠懸町で建設が進んでいたコンビニ「さくらみくら 笠懸阿左美店」が本日(6月4日)にオープンしました。場所は県道桐生伊勢崎線の4車線化工事の進む阿左美下原交差点の北東側の角、ウエルシアみどり笠懸店の駐車場敷地内です。元々この場所では「伝丸 笠懸阿左美店」と「ガスト群馬笠懸店」が営業していましたが、県道の拡幅工事により閉店となり、その跡地に「さくらみくら」が開業となった形です。
運営会社の株式会社さくらみくらは、外食大手のゼンショーホールディングスとの会社となっておりゼンショーホールディングスが手掛けるコンビニの第一号店なります。ゼンショーホールディングスに取材したところ、お客様への対応を優先させるため個別の取材には対応していないとのことでしたので、はたのね編集部では開店当日の様子を交えながら、商品構成等についてレポートをしていきたいと思います。
求人情報に開催された情報によると「さくらみくら」は『自社ブランドの美味しいフードと、いままでのコンビニにはなかった”モダンでおしゃれな売場”が特徴の新業態です。取り扱う商品は3000品目と豊富にご用意。店内には飲食スペースを設け、買った商品をその場で召し上がることが可能です。』と紹介されています。食にこだわった豊富な商品点数との表現にも表れている通り、野菜等を含めて通常のコンビニより豊富なラインナップとなっているようです。本や飲料、お弁当、お菓子、お酒など基本的な商品構成は通常のコンビニと大きな違いはありません。第一号店ということもあり、プライベートブランドについて取り扱いは確認できませんでしたが、通常のコンビニよりワンランク上のこだわりの商品も散見されました。
「さくらみくら」でも最も特徴的なのが店内で手作りの「みくら食堂」です。店内調理のコンビニ自体は珍しくありませんが、専用端末にて注文を受けてから調理を始めるというお弁当屋さんに近い運用で、作り立てのお弁当を提供しています。一般的なお弁当の他にも、丼ぶり、カレー、うどん・そば、ラーメン、パスタなど多彩なラインナップで、すき家やなか卯、Cocosなどの外食チェーンを抱えるゼンショーの実力を充分に発揮しているようです。
お弁当注文の流れは専用端末で注文後、レジにて会計をするスタイルで、コンビニのレジとお弁当のレジは共通となっており、飲み物等と合わせて購入するには便利な仕組みになっています。本日はお弁当の一部に欠品がでるほどの人気で、筆者はとんかつ弁当(500円)とハンバーグ弁当(500円)を購入させていただきました。通常のコンビニ弁当と比較して量も質も上回る内容で、ワンコインはたいへんお買い得だと感じます。イートインスペースは店内の他に屋外にも設置されており、店舗横の休憩スペースはさながら現代アートのオブジェのような形状で異彩を放っていました。
一般的なコンビニ同様、コーヒーマシンも設置されておりレジで紙コップを受け取るスタイルです。メニューはアイスコーヒー、アイスカフェラテ、ホットミルク、ホットカフェラテとブラックコーヒーとなります。特にブラックコーヒーはこだわりのラインナップでオーガニックブレンド、キリマンジャロ、アメリカンの3タイプあり、筆者が注文したオーガニックブレンドはコンビニコーヒーを超える本格的な味わいとなっていました。HOTスナックコーナーでは定番の空揚げやアメリカンドッグなどの他、揚げパンやいそべ焼きなどの特徴的な商品が並び、店内調理に強いこだわりがあるようです。
「さくらみくら」の開店初日、あいにくの雨模様となりましたがレジ前に長蛇の列ができるなどたいへん多くの来客でにぎわっていました。コンビニ店数も減少が始まり、大手3社への集約も進んでいる中でのゼンショーホールディングスのコンビニ参入。群馬から全国に羽ばたくコンビニチェーンとなっていくのか、今後の展開に期待しましょう。
「さくらみくら 笠懸阿左美店」
営業時間 24時間 年中無休
開業日 2021年6月4日(金)
住所 群馬県みどり市笠懸町阿佐美177-2
▽dポイントが使えます
▽来店特典としてオリジナルエコバックが配布されていました
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