災害用備蓄の飲料水をフードバンクへ。桐生市末広町商店街

まだ食べられるのに捨てられてしまう食品を個人や企業等から提供してもらい、食糧支援を必要としている個人などに提供するフードバンク桐生。桐生市が直営で運用しているこの取り組みに賛同し、桐生市末広町商店街振興組合が災害に備えて備蓄している2Lペットボトル水150本がフードバンク桐生に寄付されました。

末広町商店街では、食品や飲料水を災害用に備蓄しており、飲料水は2Lペットボトルで1000本を備蓄。今回は賞味期限が2021年11月までとなっているもののうち、150本をフードバンク桐生に提供しました。

今回提供した水の賞味期限は約3年であり、定期的に入れ換える必要があります。末広町商店街では、備蓄水を廃棄することはもったいないとの想いから、これまでも定期的に子ども食堂などに水を提供してきました。今回の提供にあたり、末広町商店街の今川守理事長は「寄付をするというよりは、こちらも貰っていただけてありがたいという気持ち」と表現。「SDGs」も意識した取り組みであると語っていした。

▲フードバンク桐生の棚

ちなみに、フードバンク桐生の食糧支援は桐生市に居住する生活保護の受給者や、生活保護申請中に食糧支援を必要とする方、緊急のやむを得ない状況等にある方(被災者等)が対象となっており、市役所窓口(1階 福祉課社会福祉係)にて申請を受け付けています。また、食品の提供の協力も募集中です。受付窓口にて、随時食品の提供を受け付けています。提供を募集している食品は賞味・消費期限が2か月以上残っており、常温保存が可能、未開封の食品で、品目は以下の通りです。

【受付中の食品】
お米(玄米、精米してある商品の場合は未開封の状態)
缶詰、瓶詰
インスタント食品、レトルト食品
お菓子
乾物(乾麺、海藻、キノコ、ドライフルーツなど)
清涼飲料水(水、お茶、ジュース、コーヒーなど)
調味料、食用油(醤油、ドレッシングなど)
お受け取りできない食品
冷蔵冷凍食品
生鮮食品(肉、魚、野菜、果物など)
アルコール飲料

食品提供の受付は以下の窓口にて行っています。

・フードバンク桐生
・新里支所 市民生活課福祉係
・黒保根支所 市民生活課市民サービス係
・桐生市社会福祉協議会(総合福祉センター内)

お問い合わせ先
福祉課社会福祉係 TEL0277-46-1111(内線271)

皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

▲談笑する今川理事長(左側)

【投稿者:はたのね編集部】桐生を元気にする情報を発信していきます。

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