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【前編】0対82でも不屈の野球部が話題の「わせがく高校」とは?桐生キャンパスに行ってみた

皆様は「わせがく高等学校」をご存じでしょうか。千葉県香取郡多古町に本校がある通信制高校で、今年4月には桐生市稲荷町に「桐生キャンパス」を開設しています。

桐生キャンパスの外観

▲桐生キャンパスの外観

桐生キャンパスの玄関に置かれた看板

▲桐生キャンパスの玄関に置かれた看板

そんな「わせがく」名が全国的に話題となったのは7月11日のこと。第104回全国高等学校野球選手権千葉大会の1回戦において“わせがく”が千葉学芸に0-82の5回コールドで敗れたことが各メディアに取り上げられ、最後まで諦めず戦い抜いた“わせがくナイン”の姿が感動を呼びました。

そんな「わせがく高校」のキャンパスが桐生にもあるということで、早速お話を伺ってきました。ご対応いただいたのは丸山昌利 教頭です。何を隠そうわせがく硬式野球部を作ったのが丸山教頭とのこと。野球部については【後編】で詳しくレポートしたいと思います。

丸山昌利 教頭(左)

▲丸山昌利 教頭(左)ら3名の先生に取材対応いただきました

まずは「わせがく高校」について詳しくお話を聞きました。高校の母体は1955年に東京 高田馬場に開設された早稲田予備校となります。その後、埼玉県川越市に高校生向けのサポート校を開校したことをきっかけに高等学校の計画が立ちあがり、2003年の「わせがく高等学校」の開校へと繋がっていきます。通信制高校ではありますが、全日型のコースもあり「毎日学校に来てもらい、対面で授業を行うこと」を大切にしているそうです。従来の通信制高校のイメージとは異なる、わせがく流の熱い想いを感じます。また、学校としては「基本的な生活習慣の確立」「学習指導」「進路決定」の三本の柱を重視して指導を行っていると教えていただきました。

教室は明るくて開放的な雰囲気

▲教室は明るくて開放的な雰囲気です

では、千葉県の高校がなぜ群馬県にキャンパスを開設したのでしょうか。ここでのキーマンも丸山教頭となります。丸山教頭は伊勢崎市出身で高校教師を2年間勤めましたが、学校を辞めていってしまう生徒の姿を見て通信制高校に興味を持ち「わせがく高校」に赴任します。その後、地元群馬の先生たちから届く「わせがく」を群馬にとの待望の声を受け、群馬県へのキャンパス開設に尽力され、2011年に太田キャンパスを開設するに至りました。現在では、太田キャンパスに289名、2017年に開設した前橋キャンパスに234名の生徒が通っています。

オンライン授業風景

▲オンライン授業風景

桐生キャンパスの開設に当たっては、伊勢崎市や足利市へのキャンパス設置も検討されたそうですが、両毛線沿線から通いやすい場所ということで桐生の地に決定したそうです。7月21日現在、桐生キャンパスでは生徒33名(全日11名、フレックス13名、通信9名)が在籍して自分たちのペースでのびのびと学びを深めています。

わせがく高等学校 桐生キャンパス

わせがく高等学校 桐生キャンパス
所 在 地  群馬県桐生市稲荷町 4-20
電  話  0277-46-7592
メ ー ル  kiryu@wasegaku.ac.jp
アクセス  JR両毛線、わたらせ渓谷鐵道桐生駅南口 徒歩5分
駐 車 場  あり
学校HP  https://www.wasegaku.ac.jp/

(後編へ続く)

【投稿者:はたのね編集部】桐生を元気にする情報を発信していきます。

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