新桐生駅のバリアフリー化工事の公表。東武鉄道

4月30日(金)、東武鉄道株式会社は「2021年度の鉄道事業設備投資計画」を公表し、新桐生駅を含む「駅施設のバリアフリー化」について公表しました。

計画の中では駅施設のバリアフリー化について「引き続き、国・関係自治体のご支援のもと、バリアフリー化工事を推進します。」としており、2021年度に取り組むエレベーター新設箇所として「桐生線 新桐生駅」を、また多機能トイレ新設箇所として「桐生線 新桐生駅、越生線 武州唐沢駅」を記載しています。

新桐生駅のバリアフリー化の詳細については、エレベーターを上り線・下り線の各ホームに設置して跨線橋でエレベーター間を接続する構造であること、既設の地下歩道は存続すること、駅入口のスロープはバリアフリー法の基準を満たしていないため改良を行うこと、多目的トイレは駅構内に新規で1室設置(駅の構外のトイレは改修済み)することなどが既に判明しています。ちなみに総事業費は約2億1,000万円となり、そのうち1/3の7,000万円を桐生市が負担し、残りの1/3を国が、1/6ずつを県と東武鉄道が負担、事業主体は東武鉄道株式会社が担うという計画です。

今回の公表により、今年度中のに新桐生駅の工事実施が明らかになりました。東京方面からの桐生市の玄関口がバリアフリー化されることで、日頃から駅を利用している市民の皆様はもとより、観光客等の来訪者を含めた利便性が向上しそうです。

また、今回の計画の中でもう一つ桐生線に関連しそうな項目としては「車両の新造・改造」が挙げられます。この中では500系車両「リバティ」の6編成の新造が掲載されており、1編成3両固定を併結・分割することができる最新特急車両である「リバティ」を現状の11編成から、更に6編成を新造することが記載されています。既に一日2往復が「リバティりょうもう」として新桐生駅や赤城駅まで運行されている「リバティ」ですが、桐生線で見かける機会がさらに増えるかも知れませんね。

東武鉄道HP リリース「2021年度の設備投資計画について」 https://www.tobu.co.jp/cms-pdf/releases/20210430103812i7wnspo8-VchSnuCxkz-CA.pdf

【投稿者:はたのね編集部】桐生を元気にする情報を発信していきます。

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