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すき家のゼンショー、全国初のコンビニ『さくらみくら』をみどり市に出店か

県道桐生伊勢崎線の4車線化工事の進むみどり市笠懸町阿左美に新しいコンビニエンスストアの建設が進んでいます。現地の看板や求人情報サイトによると「さくらみくら 笠懸阿左美店」という店名で5月中旬のオープンを予定しているようです。場所は阿左美下原交差点の北東側の角、ウエルシアみどり笠懸店の駐車場敷地内です。元々この場所では「伝丸 笠懸阿左美店」と「ガスト群馬笠懸店」が営業していましたが、県道の拡幅工事によりともに閉店となり、いずれも解体工事が完了しています。

さくらみくら

求人情報によると「さくらみくら」は『自社ブランドの美味しいフードと、いままでのコンビニにはなかった”モダンでおしゃれな売場”が特徴の新業態です。取り扱う商品は3000品目と豊富にご用意。店内には飲食スペースを設け、買った商品をその場で召し上がることが可能です。「花笑み」をコンセプトにお客さまの”食べる喜び”に寄り添うコンビニが”さくらみくら”です。』と紹介されています。食にこだわった豊富な商品点数と、イートインスペースも設けた店内となることから推測すると、一般的なコンビニエンスストアよりも床面積の広い店舗となりそうです。

運営会社の株式会社さくらみくらの所在地は東京都港区で、外食大手のゼンショーグループと同一住所となっています。ゼンショーグループは「すき家」や「Cocos」「はま寿司」などのブランドで知られており「さくらみくら 笠懸阿左美店」の建設場所で元々営業していたラーメンチェーン「伝丸」も同グループが手掛けていることからも「さくらみくら」はゼンショーグループが手掛ける初のコンビニ業態であることが予測されます。

さくらみくら

外食チェーンの印象が強いゼンショーグループですが、2016年に「フジマート」や「アバンセ」などのスーパーマーケットを展開するフジタコーポレーション(群馬県太田市)を買収するなど、小売業への進出も積極的に行っています。今回の新業態では、これまで外食産業で培ってきた「食」と、スーパーマーケットのノウハウを融合させた新しいコンセプトのコンビニが誕生するかも知れません。

まだ正式なプレスリリースが行われていませんが、現在のところ他に「さくらみくら」の開店情報はなく、みどり市が全国初出店となりそうです。コンビニ業界では2019年度には店舗数が初めて前年を割り込み、減少に転じるなど近年飽和状態となっています。群馬県内では2018年にセーブオンがローソンに転換したのも記憶に新しいところ。今後もコンビニ業界は厳しい競争が予測されており、大手3社への集約も進んでいる中での「さくらみくら」の新規参入となります。群馬から全国に羽ばたくコンビニチェーンとなっていくのか、5月中旬のオープンに期待しましょう。

さくらみくら求人

さくらみくら 笠懸阿左美店
営業時間 24時間
開業予定 2021年5月中旬
住所 群馬県みどり市 笠懸町阿佐美177-2
※ 求人情報より転記

↓オープン当日の記事はこちら

【投稿者:はたのね編集部】桐生を元気にする情報を発信していきます。

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