ゆかりちゃん誘拐事件から25年。画像解析により新たな事実が判明。

2021.07.08ニュース

平成8年7月7日、七夕の日に太田市内のパチンコ店から、当時4歳だった横山ゆかりさんが行方不明になる事件が発生してから25年が経過しました。この事件ではパチンコ店の防犯カメラにゆかりさんに声をかけて外に誘い出すようなしぐさをする人物が映っており、警察で重要参考人としてこの人物の行方を追っています。

ゆかりちゃん（当時4歳）

25年が迫った今年7月1日、太田警察署は新しいチラシ・ポスターとともに、最新技術により新たに解析を加えた重要参考人の画像を公開しました。これまで公開されてきた防犯カメラの画像に対して重ね合わせやノイズの軽減、コントラストの調整等を加えたものです。

今回の画像により判明した新たな事実は二つ。一つ目は「丸形の腕時計」をしていると思われること。二つ目は「ポーチの様なもの」を身に着けていることです。

▲新たに解析を加えた重要参考人の画像

これまで重要参考人の特徴として、身長158ｃｍくらいで小柄であること、当時に年齢で30～50歳くらい、背中にハの字のラインの入ったジャンパーを着ている、ニッカポッカのようなズボンを履いていてつま先を外に開いて前に出すようながに股歩きをしていることなどがわかっています。今回新たな事実が判明したことで、有力情報に繋がることが期待されます。

7月5日には太田警察署にて、太田市や桐生市、栃木県足利市などで「光テレビ」を手掛ける光ネット株式会社による、広報動画の撮影が行われました。動画の中では高橋稔警部（43）らが「事件発生から25年が経過し、この間ご両親はゆかりさんの無事な帰りを待ち続けています。どんな情報でも構いません。ぜひ情報をお寄せください」と呼び掛けています。この広報動画は「光テレビ」で1か月間放映されるほか、下記のYouTubeでも公開（期間1年間）されtておりますのでご覧ください。