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足利の山前駅付近がスマートIC候補地に。アクセス強化で桐生への恩恵にも期待

北関東自動車道の太田桐生インターチェンジ(IC)と足利ICの間、JR両毛線の山前駅の近くあたりにスマートICができるかもしれません。国道交通省がスマートICの候補地である「新規準備段階調査着手箇所」として「仮称・足利スマートIC」を採択しました。桐生市内からもそれほど遠くない場所ですが、このあたりには何があって、スマートICができたら何が変わるでしょうか。ちょっと行ってみました。

▽県道67号線から見上げた北関東自動車道

県道67号線から見上げた北関東自動車道

桐生市の中心部から山前駅までは桐生岩舟線(群馬県道・栃木県道67号線)を通って、車でだいたい25分くらい。この地域を語るにあたっては、「足利競馬場」は外せないところです。その昔、「栃木の怪物」と呼ばれたブライアンズロマンが足利記念を勝って…と、この話はやめておきましょう。競馬場は2003年に廃止となり、跡地には現在、足利赤十字病院や足利スクランブルシティスタジオ(リアルサイズで再現されたスクランブル交差点のオープンセット)、公園、メガソーラー施設などがあります。

スマートICができると、この競馬場の跡地利用が真価を発揮することになるのではないでしょうか。足利赤十字病院のアクセス向上による効果は足利市のホームページでも言及されています。個人的にはシティスタジオが楽しみです。有名俳優が来るかもしれないというワクワク感もありますし、撮影班が地域にもたらす経済効果も大きい気がします。できれば桐生市のほうにも、少しでいいので波及効果があったらいいなぁと思います。

▽山前駅(左上)。競馬場跡地はシティスタジオ(左下)やメガソーラー施設(右上)として活用されています。跡地内にある石碑(右下)、これは予言かもしれない。

山前駅(左上)。競馬場跡地はシティスタジオ(左下)やメガソーラー施設(右上)として活用されています。跡地内にある石碑(右下)

また、足利市のホームページによると、このスマートICには、災害発生時の緊急輸送道路網を強化する役割も期待されているそうです。これは桐生市にも当てはまることだと思います。現状では桐生市中心部と近隣ICとの往来には渡良瀬川を越える必要がありますが、特に災害時には「渡良瀬川を越えない」という選択肢が大きな役割を果たすかもしれません。というわけで、桐生市民としてもこのスマートICの今後の展開を注意深く見守りましょう。

(追伸)
せっかくなので、北関東自動車道のつながりで太田強戸パーキングエリアに寄ってみました。スマートICを併設していて、2018年にできたばかりです。フードコートのメニューには「ひもかわうどん」があり、お土産品の販売も充実しています。こうゆう場所で、もっともっと地域の魅力をアピールしたらいいのに…と思う今日この頃です。

▽太田強戸パーキングエリア(左)とフードコートの「ひもかわうどん」(右)

太田強戸パーキングエリア(左)とフードコートの「ひもかわうどん」(右)

【投稿者:はたのね編集部】桐生を元気にする情報を発信していきます。

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