雑誌 新建築 住宅特集に掲載、ねぎしけんちくスタジオ
桐生市新里町にオフィスを構えるねぎし建築スタジオ(根岸 陽 代表)が設計を手掛けた住宅が建築専門誌「新建築 住宅特集 2020年12月」号に掲載されました。著名な建築家と並び紹介されている根岸さんの作品「高台の大窓」は2018年の独立後、最初に手掛けたもので、早速の快挙に注目が集まっています。
「高台の大窓」は文字通り丘の上の住宅地に建つ住宅を改修したもので、1階サンルームからテラスにかけて屋内外が段差なく連続する構造など、屋内と景色が大きな窓を通じて一体となった感覚を味わえる大きな窓が特徴の住宅となっています。
根岸さんの作品が掲載された新建築は1925年創刊の日本を代表する建築専門誌で、「住宅特集」では毎号10数件の住宅建築を紹介しています。作品の選定は編集部独自の基準で行われ、自薦はできません。新しい価値観の提案など、特徴的で先鋭的な作品が選ばれることが多く、建築士の中では登竜門とされている雑誌の一つです。一般向けの内容ではありませんが、現在の建築のトレンドやそれぞれの建築士の持つ独自の視点などが多彩な写真や図面などにより表現されており、ビジュアルでも楽しめる、見ていて飽きないつくりの雑誌です。取り扱いは大型書店の他、オンラインでも購入可能ですので、ぜひチェックしてみてください。
新里町出身で東京工芸大学卒業後、オランダ留学などを経験し、県内の建築設計事務所等への所属を経てねぎしけんちくスタジオを開設した根岸さん。実家の納屋をセルフリノベーションして仕事場とするなど、独創的な活動も行っています。ぜひ地元若手建築家の今後の活躍にご注目下さい。
ねぎしけんちくスタジオ
https://www.negishi-kenchiku.com/
新建築 住宅特集
https://shinkenchiku.online/product-cat/jutakutokushu/
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