重伝建ただいま工事中。道路は石畳風になる予定【桐生市】
重伝建地区(重要伝統的建造物群保存地区)に指定されている桐生市の本町1丁目、2丁目で道路工事が進んでいます。はっきり言って、とても通りにくいですね。とはいえ、きれいで住みやすい街にするために必要なことですから、あと1年と少しの間なんとか我慢しましょう。
この工事は「桐生田沼線電線共同溝事業」といいます。電線を地中化し、歴史的な景観の魅力を引き出すことと、災害などによる電柱倒壊を防ぐことが主な目的です。少し古い情報ですが、令和4年6月に群馬県桐生土木事務所が発行した「電線地中化だより」によると、令和4年度から5年度の間にNTTと東京電力による工事、道路舗装や照明の工事を行い、令和6年3月の完成を目標にしているそうです。
▽「一の湯」付近に試験施工されている石畳風舗装
また、同じ令和4年6月の時点で、道路の舗装デザインも決定したとのことです。完成イメージ図を見る限りでは、石畳風の舗装が採用されています。ちなみに現在、本町1丁目の「一の湯」付近に石畳風舗装が試験施工されていますので、興味のある人は見に行ってみてはいかがでしょうか。
▽「電線地中化だより」に掲載されている完成イメージ図
■画像02:完成イメージ
群馬県桐生土木事務所は「電線地中化だより」を通じて「まだまだ工事が続きますが、よりよい街づくりのため、ご協力お願いします」と呼び掛けています。
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